現在、協議会では会員企業が「ユニバーサルデザインフード」ロゴマークを商品パッケージなどに使用することで、利用者への商品選択に対する利便性を図るとともに、会員企業の商品への付加価値を提供していますが、この「ユニバーサルデザインフード・ロゴマーク」は、平成14(2002)年8月、インターネットや書籍などを通じた一般公募により決定されました。
まず、インターネットを使った募集では、日本缶詰協会のホームページはじめ「工房」、「登竜門」などといったコンテスト情報を配信するウェブサイトにて告知を行いました。また書籍では、「ダカーポ」、「月刊公募ガイド」、「賞とるマガジン」その他専門誌紙に掲載して一般公募しました。この結果、728人、作品1,210点の応募がありました。
最優秀賞:永石 繁信氏(佐賀県):58歳 グラフィックデザイナー
UDF(Universal Design Food)の文字が見え、ユニバーサルデザインフードという名称をよく表しており、笑顔の表情から食品を十分イメージでき、縮小した場合も意匠が明確に判別できる。
この最優秀賞を授賞した永石氏のデザインを理事会で正式に承認し、ユニバーサルデザインフードのロゴマークとしました。
ユニバーサルデザインフード・ロゴマークは、本協議会会員のみが使用できるものです。具体的な権利資格は下記の通り。
- 協議会会員であってブランドオーナー
- 協議会会員であってメーカー、ただし販売者が非会員の場合はメーカー名を製品に表示することが条件
商品にロゴマークを表示するに際しては、協議会へ事前に必要事項を記載した「UDFマーク表示申請書」を提出し、受理されることが必要となっています。