日本介護食品協議会は、平成16年10月13日(水)〜15日(金)までの3日間、東京国際展示場(東京ビッグサイト)にて開催された「第31回国際福祉機器展」に昨年に引き続き出展した。
同催事は、出展企業・団体数は国内外を合わせて645(国内企業568、海外企業77)、東京ビッグサイトの東1〜6ホールすべてを使い切る大規模な催事となっている。
主催事務局発表による3日間の来場者数は、13日・41,256人、14日・54,810人、15日・42,660人で、総計138,726人となっている(前年比716人増)。
本協議会は、東1ホール・日常生活用品(食事)のコーナーにメンバー7社(ハウス食品、和光堂、キユーピー、亀田製菓、日本ハム、明治乳業、マルハチ村松)の共同出展という形式で参加した。出展内容は各社製品の試食、サンプル展示、パンフレット配付、UDF説明ムービー放映などを行った(ブース説明要員には、フードケア、武田食品工業、ホリカフーズ、ニチロ、日清オイリオグループ、日本デルモンテが出席)。
試食については各社交代制にて時間帯を設定し1日4時間に渡って行ったが、3日間でおよそ12,000人分(試食用皿の数)を消化し、当初の予想をはるかに上回る盛況ぶりとなった。また、各社にてそれぞれ2,000部を用意した製品チラシは2日間のうちに消化し、協議会パンフレットについては7,550部を配付した計算となる。来場者からは、製品に対する使用経験の声や、展示品についての説明希望が多く非常に熱心な様子であった。この1年間で「ユニバーサルデザインフード」の認知や関心の高まりがさらに進んでいることが実感された。
来場者分類
行政 3.0%、福祉団体 5.4%、福祉施設 12.9%、在宅サービス 11.4%、病院・リハセンター 4.4%、研究機関 2.0%、製造業 8.9%、販売業 12.7%、建築・設計 4.6%、一般 34.7%